代表 伊藤 勝啓 プロフィール
- 1979年、みよし市出身
- 南山大学経済学部経済学科卒業後、岡﨑信用金庫に入庫。
- 預金課、融資課、渉外課と幅広く経験を積む。
- 渉外課時代には成績上位者に授与される理事長賞を2度受賞。
- 退職後、ファイナンシャルプランナーとして名古屋で独立。
『所属する組織の商品のみをご提案する立場』から、『複数の会社の商品の中からお客様にとってメリットの高い商品をご提案する立場』となる。【伊藤さんに出会えて良かった】の一言が私にとっての宝。
『所属する組織の商品のみをご提案する立場』から、『複数の会社の商品の中からお客様にとってメリットの高い商品をご提案する立場』となる。【伊藤さんに出会えて良かった】の一言が私にとっての宝。
実は名古屋を中心とした地域には、いわゆる「名古屋金利」と言われるものがあります。
これは簡単に言うと、名古屋地域は他の地域に比べて一段と好条件の金利が存在するということです。
同じ人が同じ目的で同じ金額のお金を借りようとした時、名古屋地域で借りた方が良い条件になる可能性があるということです。
名古屋地域にはトヨタ自動車やJR東海などをはじめ、たくさんの優良な企業があります。
金融機関はお金を貸して利益を出していますが、当然、借りてくれる人がいなければ利益を出していくことができません。優良な企業が多ければそこに金融機関が集まってくるのは自然なことですし、競争が激しくなるのも当然です。競争が激しくなれば、貸し出す金利を下げてでも取引してもらいたいということになり、結果として、金利が下がるということにつながっています。
これは個人にも当てはまります。優良企業が多いということは、その優良企業に勤める人も多いということになります。個人で住宅ローンや車のローンを組もうとした時も同じことが言えます。
名古屋の人は堅実であるとよく言われるものです。
冠婚葬祭などのお金は他の地域に比べてたくさん使うことで有名ですが、普段の生活は堅実な傾向が強いと言われています。借金をすることを嫌い、お金が貯まってから買うという傾向があります。
もちろん、住宅などの大きな買い物はローンを組む人が多いですが、より堅実な計画のもとで進めていきます。お金を借りてもらうために金融機関は条件を良くせざるを得ません。
名古屋金利と言われるくらいですから、名古屋の人しかその恩恵は受けられないのでしょうか？実はそのようなことはないのです。
もちろん、名古屋金利というくらいですから、名古屋に何かしらの関わりがないと難しいかもしれません。そのような中で名古屋金利の恩恵を一番確実に受けられそうなこととして考えられるのは、取引金融機関の選び方です。
名古屋金利と言っても、名古屋だけではなくその周辺の地域（愛知県内その他地域や岐阜県、三重県、静岡県など）にも同じような傾向があります。住宅ローンなどのパッケージ商品は地域ごとに条件が異なるというよりは、金融機関ごとに異なります。つまり、同じ金融機関であれば、住んでいる地域が多少違っても同じ恩恵を受けられることになります。本店を名古屋に構えていなくても、名古屋地域で営業展開している金融機関はたくさんあります。そういった金融機関との取引が名古屋金利の恩恵を受ける一番の近道になるかもしれません。
是非、“地の利”を生かして頂きたいと思います。
